皆川明の旅のかけら

今月のおすすめ本


皆川明の旅のかけら 皆川明

もうすぐ一年生になる
娘がいる我が家にとって今年の春は、
あっという間に過ぎ去っていく
季節になりそうです。

入学までの間、とくに3月は
毎日のようにイベントが続きます。

ひな祭り、歌の発表会、
クラスのさよなら会、
お友達同士のさよなら会、
謝恩会、そして卒園式。

一つ一つの瞬間を
もっとていねいに感じたいと思うくらい、
どれも大切なイベントたちです。

子供のイベントだけでも大忙しなのに、
重ねて、お仕事では決算期だったり、
さらに、呼吸ができなくなるくらい
花粉で鼻がつまったり。

ちゃんと目に焼き付けたい瞬間でさえも、
目が閉じてしまいそうな要因がたくさん
ある三月。

そんな状況で、忙しい春を
しっかりと楽しむための手段として
友人から紹介されたのが、
「写真をとること」です。

  この瞬間ときちんと対峙したい。

レンズをのぞきながらそのことを思い出して
気持ちをこめてシャッターを押すこと。

そうするとことで、
あとで振り返ったときに、その瞬間が
そのときの心境も一緒によみがえる。

写真を進めてくれた友人から紹介を受けた
本も一緒に読んで納得しました。

  皆川明の旅のかけら
  皆川明

ファッションデザイナー皆川明さんの
モノづくりへの想いが詰まった一冊です。

文章を読まなくて写真を見ているだけでも
幸せな気持ちになることができました。

そんな写真の魅力を教わった僕は
カメラについていた埃をはらって
子供たちにレンズを向けます。

久々に現像した写真で
部屋の中に飾っている
写真を模様替えしてみました。

これで子供たちの成長のかけらを
感じることができそうです。

忙しい三月はカメラを持ち歩こうと思います。

こどもと暮らし
パパデザイナーの
イチカワでした。