当店ではビンテージライクな家具もあつかっていますが、
ビンテージな家具に囲まれた暮らしって
どんなものなのでしょうか?
昨年調布市の京王閣で行われた
「東京蚤の市」に行ったときの話しを交えながら
私の想うビンテージの暮らしについて
少しお話したいと思います。
「蚤の市」というとしっくりこない方も多いかもしれませんが、
元来はflea market(フリーマーケット)の訳になります。
フリーマーケットというと、もう少しクリーンなイメージがしませんか?
蚤の市というと、言葉通り少しネガティブな要素を連想してしまいます。
それを敢えて蚤の市という言葉を使うことで
古き良きものを 「ビンテージ」や「アンティーク」という言葉に変換させ、
ポジティブに楽しもうというのが
この蚤の市から感じることができます。
ビンテージというくらいですから、
お目の高いご年配の方が多いのかと思いきや、
若い人の姿を多くみかけました。
とくに30代が多いでしょうか。
中にはお子さんを連れたパパ、ママも多かったですね。
「ビンテージ」ということなので、
原色カラーのものや、流行りのおもちゃがあるはずがないので、
言ってみたら、大人向けのイベントということになります。
それでも子供たちは
枯葉を集めたり、 池の魚を眺めたり、
そこにあるもので遊んでいるわけです。
カラフルなおもちゃや
○○ライダーや○○マンなんて必要ないのです。
大人たちがすごく大切そうに商品を手に取るから、
それを見て子供も、
そっと商品に手を伸ばします。
子供たちは大人を見ているんですね。
そんな様子を見ていて
僕の中のビンテージ熱はどんどんと湧き上がってくるわけです。
ステキなビンテージ家具に囲まれて こどもと暮らす。
大人が家具を大切に扱う様を見せる。
その環境で育まれる心は
子供にとっても、大人にとっても
かけがえのないものになるのでは。
そう想うわけです。
みなさんもぜひ、
ビンテージ家具に触れてみてください。
きっと、これまでと違う暮らしが
待っているハズですから!
記事:パパデザイナー イチカワ