ものは言いよう ヨシタケシンスケ

今月のおすすめ本


ものは言いよう ヨシタケシンスケ

子供たちの春休みを使って
栃木にいちご狩りに行ってきました。

いちごとは思えない大きさ、
想像を超える甘さ、美味しさに
もしかしてこれは
「いちごじゃないのかもしれない」
と子供たちと大はしゃぎしました。

約二年間、なるべく外出も控えて
おうち時間を楽しんでいた中で、
子供たちの想像力は
とても豊かになっていたみたいです。

インターネットやテレビで得た情報も
実際に見て体験するまでは、
どんな情報も想像の種にしかなりません。

おうち時間の中で育まれた子供たちの想像力は
明るい未来への希望を感じますし、
大人の私たちに対しても
毎日の暮らしを別の視点で見直す
きっかけを与えてくれます。

そんな子供の想像力を育てる絵本として有名な
「りんごかもしれない」を
おうち時間の中で読んだら面白くてハマりました。

子供だけでなく、大人の想像力も刺激するような
とてもユニークな絵本でした。

すっかりハマってしまい、他の絵本も読みましたが、
それだけでは足らず、こんな一冊も見つけ読みました。

  ものは言いよう
  ヨシタケシンスケ

「りんごかもしれない」の作者
ヨシタケシンスケさんの
ご本人のことが詳しくわかる一冊です。

記録に残っていることより、その奥や裏にある
「ものにならないものがたくさんあるということ」
に思いをはせてほしい
と書かれていたところが印象的でした。

4月からはじまる新生活の中で、
いろいろ湧き上がる感情が出てくると思います。
無駄だなんて思うことはひとつもないし、
大変なことも含めて楽しもう思うために、
あんなことあったっけなぁと振り返って
思いをはせてみることを
僕も実践してみようと思いました。

ファンの方はもちろん、
知らない方も楽しめる本だと思います。
絵本と一緒にぜひ!