今月のおすすめ本


ほんとに建つのかな 内田春菊

自転車通勤をしていると
春だなと感じることがあります。

ひとつは暖かくなったなと思うことと、
花粉が来たな、、、と思うこと、
そしてもう一つは、
路駐している大きなトラックを
見かけるようになります。

そのトラックには家具や衣類がたくさん
積まれていきます。

そう、春は引っ越しの季節なんですね。

あそこに土地が売られている!
と思ったら、工事が始まっていて
気が付けば、お家が建っていたり。

春からの新生活のタイミングにあわせて
お家がたくさん建っているようです。

その様子を見ているだけでも
ワクワクする三月に
図書館で面白い本に出会いました。

  ほんとに建つのかな
  内田春菊

ちょっぴり感覚がかけ離れた感のある
内田春菊さんの実録家づくりドキュメントの
コミックなのですが、これが面白くて。

家に関する難しいお話も
漫画として描かれているので読みやすいし、
わかりやすくて勉強になります。

「ほんとに建つのかな」という
不安とワクワクが混ざったような表現の
タイトルがとくに面白いと思うのですが、
この心境ってまるで三月の心境みたいだなぁ
って思いました。

それは卒園・卒業、進級のある
子供たちだけじゃなくて、
大人にとっても三月は大切な月です。

三月が年度末の会社も多いでしょう。
新しく体制が変わることへの不安も
あるかもしれません。

けど、この本を読んだら
何とかやっていくんだよなぁ、という
ポジティブな気もちになれました。

子供たちも一緒ですよね。

不安よりもワクワクが多い
そんな三月でありますように。

こどもと暮らしの
パパデザイナー
イチカワでした。