鬼はそとー
福はうちー
翌朝明るくなってから
部屋の中や玄関前に落ちている
拾い残した豆を見つけると
ちょっぴり面倒だなと思うことも。。
ずぼらな性格の自分がそれでも
季節行事の豆まきを遂行するようになったのは
こどもたちとの暮らしがあるからだなぁと
しみじみと感じながら豆を拾います。
こどもに対して「片付けなさい」と
しつけをするたびに、子供の視線を感じて
同じ言葉を自分にも投げかけるようになり、
背筋をピシッとします。
「暮らし」に対して「まめ」であることに
憧れさえ抱くようになりました。
そんな自分の目に飛び込んでたのが
キュンとした本のタイトルでした。
まめまめしい暮らし。
塩山奈央
僕が憧れる「まめな暮らし」を
ていねいに実践している実用書でした。
本の冒頭に書かれている
「暮らしとは?」の導入文で
いきなりズキュンとさせられたのでした。
「こどもと暮らし」もお店の名前に
「暮らし」が入っています。
暮らしって何だろう?と
深く考えたことがなかったのですが、
この本は「暮らし」について考える
きっかけになる一冊になりました。
僕が考える「暮らし」は
自分の思うようにいかないことも含め
生きることなんだなと思います。
生きることには「成長」という
魅力があると思っているので
「暮らしは育むことができる」
と思います。
こどもと暮らしでもよく
「暮らしは家具から作られる」と言っていますが
本当にそう思います。
豆まきも終わって、
もうすぐ春がやってきます。
春からの新生活を迎える前に
「暮らし」について家族みんなで
考える時間をつくりたいですね。
そのときにこの本は、
きっと何かのヒントを与えてくれるのでは
と思います。
こどもと暮らし
パパデザイナーの
イチカワでした。