パーマカルチャーをご存知でしょうか?
パーマカルチャーを簡単に言うと
今注目されている、農業を軸とした持続可能なライフスタイルのことです。
僕は2年前に友人の影響でパーマカルチャーに触れ、
実際に学んではいないけれど、友人の体験談を参考に
自分のライフスタイルの中に取り入れて実践しています。
具体的にいうと 我が家には庭があるので家庭菜園をしたり、
移動手段に交通機関は使わず極力自転車を利用したり、
自転車のパンク修理をしたりと、
小さなところからですが「できるをふやす」ことをしています。
そのパーマカルチャーの文化祭が昨年の秋に行われたのですが、
子供たちを連れて出かけたときの話をしたいと思います。
会場となっている篠原の里の近くには 相模湖があります。
こんなステキなロケーションがあるだけで心は豊かになり、
ライフスタイルも変わってしまいそうですよね。
現地に到着してまず目にとまったことが これ。
駐車場の無人販売BOX。
野菜の無人販売は東京の武蔵野近辺でもよく見かけましたが
駐車場の無人販売BOXは新鮮で心が優しい気持ちになりました。
会場は既に多くの人で賑わっていました。
リノベーション界で注目されている
「FIELD GARAGE」と「HandiHouse Project」のコラボによる
建築ワークショップや
個人的にも興味がある、シェアアトリエKANAYA BASEを例にあげた
まちづくりについてのトークショーやライブ、
裏の畑で採れたてのオーガニックな食材を使ったレストラン。
(食器は自分たちで洗います)
いろんなイベントが行われていました。
持続可能な社会の中にはもちろん子供は大切な要素。
イベントごとになると、「静かにして」などと、
こどもに対してつい厳しく目を向けてしまいがちですが、
このイベントでは子供たちも自由に楽しめました。
キッズルームが用意されていて、
同席したお姉ちゃんたちと一緒に
楽しそうに折り紙を折る子供たちの姿が印象的でした。
同席したパパさんも
「いずれはこんな暮らしをしてみたいと思って今日来た」と
話が盛り上がりました。
東京でオリンピックが行われる2020年、
7年後の自分に向けて子供たちと一緒に手紙を書いたことも
良い思い出となりました。
こうやって、
自分たちでできることを増やしていくことは
実はシンプルな生活に向かっていることに気づきます。
ママやパパになるとモノを見る目や
お金の使い方も変わります。
「ただただ、安いもの」は
自分でも作れちゃうことに気づくんです。
僕がお金を使うときには付加価値を求めます。
それはその商品に対する想いだったりします。
こどもと暮らしでは
みんなが納得できるモノを納得できる価格で
提供させていただきたいと思います。
お部屋の中も同じです。
みんながうれしいお部屋づくりをすること。
そのために、まず、
家族のみんなときちんと向き合うこと。
そんなことに改めて気づかせてもらった
ステキなイベントでした。
みなさんもぜひ、
イベントやワークショップに参加して
多様な価値観に触れてみてはいかがでしょう。
きっと、これまでの暮らしと違った暮らしが待っているハズですから!
記事:パパ担当 イチカワ