「バラ園に行こう!」
鬼太郎茶屋で気分をよくした子供たちが
僕の手をひくようにして
神代植物公園へむかいます。
人混みの中を小走りで駆けようとする子供たち。
普段は、子供をきつく叱かることも多いのですが、
豊かな自然の中にいるせいでしょうか、
思わず笑みがこぼれます。
賑やかな人混みの中を歩きながらも
聞こえてくる水のせせらぎに
思わず子供たちも足を止めます。
「家のお庭にも、こんな池があったらいいのに」という子供の台詞に
思わず耳を疑いましたが、うれしい気持ちになりました。
子供たちも自然を感じてくれているんですね。
起伏のある地形になっているので、
鬼太郎茶屋から植物園に行くには
上り坂を登らなくてはいけません。
階段を登っている途中、
もみじの葉を見つけましたが、
まだ色づいてはいませんでした。
深大寺は紅葉もきれいですが、
秋のバラ祭りも見ごたえがあるんです。
お目当ての、秋のバラ祭りを開催中の
神代植物公園の深大寺門へ到着。
入場料は大人が500円。
小学生以下は無料。
うれしいですね!
敷地内は広いです。
地図を見ながらバラ園を目指して歩きます。
秋の植物園は見ごたえがたくさん!
「赤い実、かわいい!」と
こどもたちが指差す方向にレンズを向けると
ハナミズキの実が。
お花や植物に興味を持つ子供の姿は
本当に微笑ましいし、心が和みます。
広い芝生広場へ抜けると
ちょうどお昼どきだったので
みんなシートを敷いてお弁当をひろげて
お昼ごはんを食べていました。
我が家も、ひと休み。
この芝生広場にはこの時期
大きなすすきがあるんです!
ほら!こんなに大きいんです!
もう、子供たちも大興奮!
思わず裸足になって芝生の上を駆け回ります。
一休みしたあとに、その先のバラ園に到着。
さすが、見ごろということもあって
多くの人で賑わっていました。
バラのいい香りに包まれて
子供たちもバラの花に顔を近づけて
香りをかいでいました。
蝶々さんも気持ちよさそうに飛んでいます。
バラ園の奥には、大温室があるのですが、
改装中で入れませんでした。
秋のバラ祭りのためにお花屋さんも出ていたので、
お店をのぞいてみたら、ほぼ売り切れ!
10本で1000円なので、
1本100円でバラが買えるなんて!
子供たちと選んでいたら
何本かオマケしてくれました。
バラの香りをかぎながら
植物園をてくてく散歩を続けて
日が傾き始めた頃に植物園をあとにしました。
こどもたちも「楽しかったね」と言ってくれたし、
バラも買うことができたし、
とても気持ちのよい秋のお散歩を楽しむことができました。
お花や植物、自然と触れ合うことで、
穏やかな気持ちになることができます。
遠くの山に行かなくても、吉祥寺や三鷹からバスでいける距離なので、
秋のお出かけの際には、ぜひ一度訪れてみてください。
それでは、引き続き
行楽の秋をお楽しみください。
こどもと暮らし
パパデザイナーの
イチカワでした。