嫌われる勇気 岸見一郎 古賀史健

今月のおすすめ本


嫌われる勇気 岸見一郎 古賀史健

なかなか終わりのみえない
自粛生活が続く中、
入園、入学、進学、進級の
新しい季節がやってきました。

学校行事や部活動も
なかなか思うようにできないけれど
給食の時間は静かにして食べたり、
手洗いうがいをきちんとして
こどもの適応能力はすごいなと
感心させられる毎日です。

友達と遊びにいくことも
難しくなってしまったけれど、
youtubeから趣味をみつけたり、
ゲームにハマったり、
子供たちは新しい楽しみを
見つけようと必死です。

そんな子供たちにこれまでどおり
「宿題しなさい」という言葉を
投げかけることを
少し躊躇するようになりました。

子供たちを勇気づける言葉って
なんだろう、、本を読み漁ったり
しながら悩んでいるときに、
こどもから「塾にいきたい」と
リクエストがきました。

先が見えないし、
できることが限られている今、
焦って趣味を見つけるよりも、
未来に、少しいい環境で
やりたいことをみつけたい、
中学二年生になる息子に
そう言われてびっくりしました。

びっくりして、途中まで呼んでいた本を
読むのをやめてしまいました。

子供も子供なりに一生懸命考えて
行動しているんですよね。

そのあとにまた本の続きを読んでいたら
「横の関係」を築けることが
勇気づけに大切だとありました。

子供から逆引きで勉強になりましたが、
今回お世話になった本はこちらです。

  嫌われる勇気
  岸見一郎 古賀史健

「自己啓発」とうい言葉が苦手ですが、
いろいろと参考になることが
書かれていました。

けど、このベストセラーに書かれた内容も
子供たちから学ぶことと重なることが多く、
子供ってすごいな、と改めて
感心させられました。

始まりの季節4月に、
ぜひ、子供の言動に寄り添いながら、
この本を読み返してみてください。