お知らせのとおり、
こどもと暮らしのデザイナーを
募集することになったので、
応募ページをどうやって書こうか
考えた時にすぐに
思い出したのがこの本でした。
はたらきたい
ほぼ日
こどもと暮らしを運営する
今の会社に入社する際に
何度も読んだ本でしたが、
今読み返すと、
本に書かれた言葉が
あのときと違う捉え方で
スッと入ってきます。
「何を大切にしてきましたか?」と
問いかける一方で、
「いかにはたらくか」が
この本には書かれていました。
あの頃は、大切にしてきたものを
ずっと守っていくことが
きっと大切なんだ、
みたいに思っていました。
あれから10年たち、
年齢も30代から40代になった今、
「いかにはたらくか」の魅力を
実際に経験しながら
感じれるようになりました。
お仕事で大変な壁にぶつかったときに
大切にしていることに縛られて
壁をよけてしまうよりも、
いかに壁を乗り越えるかという
試練を乗り越えた時に
はたらく喜びを感じました。
こどもと暮らしでは、
そんなことばかりでした。
自分が大切にしているデザインを
カタチにするのではなくて、
みんさまの意見に寄り添い、
いかにデザインをするか、
そして、それがカタチになったときに、
またみんなと一緒にはたらきたい、
そう思えるようになりました。
今の僕にとって、
大切にしてきたものは、
「大切なものを自分だけで決めないこと」
ということが答えになるでしょうか。
というわけで、
ここでも、応募に対する
想いを書いてしまいましたが、
本当に素敵なひとと一緒に
お仕事ができたらと思っています。
そのためにも、ぜひこの本を読んでみて
「大切にするもの」「いかにはたらくか」を
ぜひ考えてみて、
もし興味を持っていただければ、
応募ページより
エントリーしてください。