家めしこそ、最高のごちそうである

今月のおすすめ本


家めしこそ、最高のごちそうである。 佐々木俊尚

父の日に子供たちから手紙をもらいました。

子供が絵や字を描けるようになってから
お手紙を毎年もらっていますが、
毎度うれしくて、心があたたかくなり、
お仕事をがんばろうと思えます。

我が家の場合、父の日だからといって、
パパの好きなところへ行ったり、
パパの好きなモノをいただいたりということは
とくにせずに、日常あまり感じることのできない
「父であること」を気づかせてくれるような
そんな一日を過ごします。

公園にいって子供とキャッチボールをしたり
普段見ることのできない習い事を観に行ったり。

子供が新しい習い事をはじめて二か月もたつのに
「はじめまして」なんて言いながら
先生やパパママに挨拶したり。

普段どれだけ「父親」をできていないか反省です。
そして、同時にママに感謝です。

子供が大きくなるにつれて
なかなかかぞくの時間をつくるのが
難しくなってきましたが、
父の日をきっかけに、子供たちにも
もっと寄り添わないとな、と
思うようになりました。

そんな心境の僕の目に飛び込んできた
一冊の本。

  家めしこそ、最高のごちそうである。
  佐々木俊尚

「当事者の時代」や「キュレーションの時代」など
お仕事をするうえでたくさんお世話になった本を
執筆されたジャーナリストの佐々木俊尚さんによる
グルメ本!?です。

佐々木さんには、ITやメディア分野の
本を書かれているイメージしかなかったので、
このタイトルは意外でした。

さらに、ほぼ毎日料理をされていること、
料理が上手なこともびっくりでした。

本の中に出てくる「ギャルママの料理のモチベーション」
には、面白いなと思わされましたし、
僕も料理ができるようになりたいと思いました。

平日はお仕事で家のことがほとんどできないことに
申し訳なく思うだけでなく、感謝するだけでなく、
僕も佐々木さんのように料理を楽しめる域に
なれるように、まずはクックパッドを見ながら
週末の自分用の酒のつまみを作ってみようと思います。

こどもと暮らし
パパデザイナーの
イチカワでした。