お仕事で帰りが遅くなったとき、
「帰り道にちょっと一杯」なんて
昔はよくあったのでしょうけれど、
僕のまわりでは殆ど聞かなくなりました。
子供が小さいころなんて、
そんなことしてる暇があるなら
とっとと帰ってこーい!と、
働きながら育児に家事に忙しい
ママのことを思うと、
早く家に帰らなくてはと思いますし。
育児に家事に忙しい中、
夕ご飯もつくってくれているのですから、
ママには本当に感謝です。
趣味は料理というくらい
料理が好きなママなので、
きちんと料理の時間がとれないことは
ストレスになっているだろうと思い
本当に申し訳ないです。
深夜、日付をまたぐころに帰宅して
子供たちとママの寝顔をのぞいたあとに
一人でいただく晩御飯の有難さを
噛みしめます。
「冷蔵庫に刺身あり」
「お肉はチンして食べてください」
と書かれたメモが置かれていたりすると、
深夜の食卓に一人なんだけど
一人じゃないように思えてきます。
そして晩御飯を食べ終えるころには
明日も頑張ろう!と勇気がわいてきます。
深夜の食卓がドラマチックになる。
食べ終わった食器を洗いながら
独身の頃によく読んでいた
一冊の本のことを思い出しました。
深夜食堂
安倍夜郎
写真の6巻に登場する
真冬に食べる冷やし中華のお話が
とくに好きです。
ドラマ化もされているそうですが、
観たことはなく、コミックが好きです。
路地裏にひっそりと佇む感じが
コミックで十分感を出しているのでしょうか。
ですが、時間がないママの目線にたてば
深夜食堂は贅沢な時間になってしまいます。
なので、早く帰宅してたまには
ママにも深夜食堂を
楽しんでもらえるように頑張りたい、
もうすぐやってくる父の日を前に
そんなことを思いました。
たまにはパパに早く帰宅してもらって
子供が寝静まったあとに
深夜食堂をぜひ暮らしの中に!
こどもと暮らし
パパデザイナーの
イチカワでした。