1日の中で家族が一緒にいられる時間って
どれくらいあるのでしょう?
毎日は難しいかもしれないけれど、
毎月、一週間くらいの間、
家族のことを考える時間がほしい。
そんな想いから始まった「かぞくと向き合うじかん」。
毎月一家族に登場していただき、
「家族の時間」について考えていただきます。
今回ご紹介させていただくのは
こどもと暮らしのワークショップに
たくさん参加していただいている
M様ファミリー。
幼稚園年中のお姉ちゃんと
2才違いの妹ちゃんのいる4人家族です。
インタビュー当日は母の日だったのですが、
快く参加していただいたM様ファミリー。
ママへカーネーションを渡したときの
みなさんの笑顔が印象的でした。
今回は、こどくらオフィスで
取材させていただきました。
家族の時間、つくっていますか?
日曜日は家族全員揃うので、
お出かけしたり遊んだりする時間を作っています。
週末のおでかけは近場で済ませています。
百貨店の催事情報やイベント情報をチェックしたり、
友達のSNS、とくに最近はインスタで
おでかけ情報をチェックしてますね。
今日もこのあと、いちご狩りに行きます。
近場にあるのでありがたいです。
家の中にいるときは
ソファに座って一緒に積み木をしたり
絵本を読んだり、シールをはったり、
最近はお絵描きが好きみたいで
似顔絵を描いて手紙をくれます。
平日はほとんど会えない分、
週末はパパの取り合いがおきて
モテモテです。(笑
私も自分の父のことが大好きで、
父親のことが嫌だという時期はなかったのですが、
今後うちの子供たちの場合は
親子の距離感がどうなっていくのか楽しみ、
というか、気になるところです。(笑
子育ての工夫
私たち夫婦が、お互い兄と姉がいるので、
長女の気持ちはわからないかも
と思っていたのですが、、
うちの子は俗にいう長女タイプでは
なかったみたいです。今のところは。(笑
私に似て悩まない性格なのかもしれません。
下の子があまり私から離れないのに比べて
上の子は動きたがりなタイプです。
平日はパパがいないので3人ですが、
そんな子供たちと一緒によくお出かけをします。
家の中にいるより外にお出かけした方が
子供たちも私も楽しいですからね。
「一人で二人を連れて出かけるのって
大変じゃない?」
と友達に聞かれることもありますが、
性格上、上の子も下の子もどちらもパーっと
別方向にいなくなるなどは無いので
助かっています。
子供たちの性格の違いで
成り立っているのかもしれませんね。
家族のルールはありますか?
平日の我が家はこんな感じです。
↓
7時ごろみんな起床して朝食
8時半 長女幼稚園
11時ごろ 父仕事へ
12時ごろ 母、次女昼食
14時ごろ 長女帰宅 遊びや習い事
18時ごろ 夕食
19時ごろ お風呂
21時ごろ 子供達就寝
23時ごろ 父帰宅、夕食
平日は子供たちと距離が近い分、
子供たちに強くあたってしまうこともあります。
そんなときはパパがさとしてくれます。
肝心なところではガツンといってくれますし、
こどもを叱るのはパパ・ママのどちらかに決めて
うまくバランスをとるようにしています。
あと、こどもたちにはパパ・ママのことを
「とと」「かか」と呼ばせています。
家族一緒の時間を大切にするために、家具で気を付けていることはありますか?
ソファやローテーブルは高さの低い家具が多いです。
また、収納を兼ねたイスもリビングにあるので、
おもちゃをいれたり座れたりと活用しています。
家具はどのように選びましたか?
家具はすべてパパの趣味です。
昔から家具が好きでしたね。
時間があれば家具のサイトをよく見ていましたし。
ちょっとシャビーなアンティークっぽい
テイストの家具のあるお店を探して
けっこう遠くまで行っていました。
結婚して子供が生まれる前に
実家がリフォームすることになり、
そのタイミングで一緒に住んで家具を揃えました。
そのときは子供が生まれるからとか、
そういう視点で家具を選んでいなかったのですが、
部屋は広い方がいいよね、ということで
和室をつぶしてリビングを広くしたりしました。
結果的に子供たちが走り回れるような
空間が作れてよかったです。
結果オーライですね。
こだわりの家具に触れる子供たち
子供が小さいうちは、家具を汚したり
角丸のものじゃないと危なくないの?と
質問されることもありますが、
事件はちょくちょくおこります。(笑
子供あるある事件の
ハサミでソファを切っちゃったりとか、
クレヨンで家具に絵をかいちゃったりとか、
シールを貼っちゃったりとか、
聞いたりしますが、
我が家の場合あまり派手なことをしない
タイプの子供たちなので
そこまでやんちゃな事件は起きないですね。
それと、いつでも手に取れるところに
ハサミやクレヨンがあれば
そうなってしまうかもだけれど
そうならないような環境をつくるようにしています。
子供たちが自由にできる空間を
つくることも大切だけれど、
あえて不自由さを与えることで、
子供たちとの間に暗黙のルールができて。
「汚してもよい」とソファを購入することで、
子供も「汚してもよい」と認識してしまう。
それは大人もそうですね。
わたしたちが家具に触れる姿を
子供たちも見てくれていると思います。
どんな家族の時間をつくっていきたいですか?
生活の中で子供たちが楽しく学べて
いろいろ感じたり考えたりできるような
そんな時間を作っていきたいです。
今日一日かぞくのソファに座ってみて、
子供の成長に合わせて変化するので、
家族に寄り添ってくれる、
みんなの集まる憩いの場になりそうです。
家族で集まって過ごす時間が増えそうですね。
今回、撮影日が「母の日」ということで
最後に子供たちからお花のプレゼントがありました!
今回も撮影の間ずっといい子でいてくれた子供たち。
パパ・ママの好きな家具・雑貨に触れながら
育まれる「家族みんなが楽しめる」暮らしが
インタビューを通して見えてきたように思いました。
我が家も、自分の大切にしているモノを
子供たちに触れたり感じたりしてもらえるよう、
暮らしの中に変化を取り入れてみようと思います。
「家族と向き合う時間」にご協力いただき
ありがとうございました!
みなさんも「家族と向き合う時間」について
考えてみませんか?