秋の夜長、
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
僕は「読書の秋」ということで、
いつもより多めに本を借りてきて
秋の夜長を楽しんでいます。
せっかく、本を読む時間を多めに設けているので、
普段手をつけにくい本を読んでみようと、
難しそうな本に挑戦してみました。
読まない力
養老孟司
失礼ですが、まず著者の養老孟司さんの
名前の読み方からして難しいイメージを持っていました。。
ところが読んでみると、
わかりやすい言葉で、しかも、
日常の中にある事柄を題材にして書かれていたので
スラスラと一気に読むことができました。
本の内容ですが、
「オススメの本」と言っておきながら、
「本を読みすぎは良くないよ」と提案してくれています。
「こどもと暮らし」的に例えるなら、
子育ては、ベストセラーの育児本の通りにはいかない、
ということだと思います。
ユニークな「ものの見方」でいろんな内容をとりあげる
養老孟司さんの本が面白かったので、他の本も読んでみたところ、
「意識」と「無意識」について、何度も繰り返されていました。
言葉とは意識の産物だと本の中に書かれていますが、
無意識とは何かというと、睡眠している時間や
ものごとに夢中になっている時間になると思います。
情報化社会の中で、情報を遮断して
こどもと一緒に夢中になれるような
楽しい時間を過ごすことの大切さ。
それと、「しっかり寝なさい」と
言われたような気持ちになりました。
秋の夜長、
本は好きなので引き続き読みますが、
同じくらい、外にお出かけして「体験」を増やしたり、
睡眠の時間もきっちりつくっていこうと
月明かりの下に想うのでした。
こどもと暮らし
パパデザイナーの
イチカワでした。